コリドーってなんなのさ
- Shu_Deura
- 2020年7月13日
- 読了時間: 2分
先日、確認申請を提出しに深谷市役所に伺ったところ、2018年より建設していた新庁舎が完成していました。レンガが映える新庁舎は7月27日から開庁のようです。
かつて深谷には日本で最初の機械式レンガ工場なるものがあり、東京駅舎にも深谷産のレンガが使われています。会社を設立したのは新一万円札の肖像になる渋沢栄一翁とのこと。

旧庁舎はこれから解体してしまうため、新旧庁舎を並んで見られるのは今だけです!
今更ですが、旧庁舎にもレンガが使われてたんですね...

そして、本題はここから。新庁舎の外部には国道17号に面して連続したレンガで作った半円形の壁が並んでいます。(下の写真は深谷市HPより)
この通路を『深谷コリドー(仮)』と称していますが、『コリドー』って一体なんでしょうか。

英語では『corridor(コリドー、コリドール)』で『廊下、回廊、通路、路地』なんて意味があるようです。何となくのイメージで『コリドー=回廊』的な使い方をしていましが、英語では集合住宅の廊下のような使い方でしょうか。
一般的にはコリドー?なにそれポケモン?てな感覚で、どんなものか想像できないと思います。確かに建築用語には『ピロティ』とか『でん』とか『アルコーブ』とかよくわからない言葉がたくさんあります。
設計に携わる身としてはなるべく伝わるような言葉で...と思う一方で、適切な言語が見当たらなかったり、それらしいワードを入れたいなんて思惑から横文字を使うこともあったりします。
『深谷路地』は仰々しいし、『深谷通路』もちょっと違う。『深谷コリドー』なら何かかっこいいし、目を引くので、自分もそんな名称を付けたかもしれません。
しかししかし、よく見ると市のホームページや記事などには『深谷コリドー(仮)』と(仮)がついています。(仮)ってことは名称が変わるのでしょうか。
開庁したら確認してこようと思います!!
『渋沢栄一&ふっかちゃんレンガストリート』とかだったりして!





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